お箸の持ち方が間違っていると親に言われつつずっと生きてきた人間なので、あまりテーブルマナーについては気にしない方だが。
今回エスカルゴの旅を続けるさいに数々のフランス人の家族にお世話になったが一緒に食事をとる時にけっこう叱られていた。
今回エスカルゴの旅を続けるさいに数々のフランス人の家族にお世話になったが一緒に食事をとる時にけっこう叱られていた。
一番大変だったは左手の位置。これはブルターニュでお世話になったアンエリザベットにすっぱく言われた。私はアメリカ育ちだが、知らずと食べ方がアメリカ式になっていて、ナイフを使っている時以外左手は膝の上。これがアメリカの正しいマナーであり、私に取っては一番自然な位置である。
しかしフランスでは常に左手はテーブルの上。和食は別として、洋食を食べる時にずっと左手をテーブルの上に置いてみて下さい。決して容易ではないと思う。
「何故?」と問うと、「手がテーブルの下に隠されていたら何をしているか分からないじゃない。隣の人触ってるかもしれないし、お尻を触ってるかもしれない。」そんなことするか、フランス人の発想だ、とは返さなかったけれど。とにかく毎晩叱られながら大変だった。
もう一軒、ビアリッツで少々お世話になった家ではナイフの持ち方について怒られた。ナイフで切る時は上から持つ。
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